電界放射型電子プローブマイクロアナライザー (FE-EPMA)

装置概要

 電子線を照射したときに発生する特性X線の波長と強度を測定することで元素分析を行う装置です。基本構成はSEM-EDSと同じであり一つの電子顕微鏡でもありますが、WDSというEDSよりもX線のエネルギー分解能が高い分光器を備えているのが特徴です。例えばBaとTiのように特性X線のエネルギー差が小さく、EDSでは区別できない元素も区別することができます。またステージを高精度で移動させることができ、マッピングにも優れます。

 なお本センターのEPMAはカソードルミネッセンス測定を行うこともできます。

主な仕様
メーカー日本電子
機種名JXA-iHP200F
付属機能EDS
CL
設置年度

2021年度

設置場所

新館 206号室

利用について

依頼分析

学内者向けに依頼分析を承っていますのでご相談ください。

学外利用

本装置は他大学・公的研究機関、ならびに民間企業による利用が可能です。