ICP発光分光分析装置 (ICP-OES)

装置概要

 液体試料に含まれる微量成分の元素分析を行う装置です。Arガスに高周波磁場を印加すると5000~8000 Kの高温Arプラズマ(ICP、誘導結合プラズマ)が生じます。これに試料溶液を噴霧すると、試料が原子あるいはイオンに解離し、さらに励起状態となります。これら励起種が緩和時に生じる光を分光し、その強度を測定することで、元素分析を行います。元素によりますが、おおよそppmオーダーの分析ができます。

主な仕様
メーカー日立ハイテクサイエンス
型番SPS3520UV-DD
設置年度

2013年度

設置場所

新館 304号室

利用について

学外利用

本装置は他大学・公的研究機関、ならびに民間企業による利用が可能です。