
概要
液体窒素の汲み出しを行えます。汲み出す方は事前に講習を必ず受ける必要があります。また汲み出しの際と運搬・使用の際は、安全に十分注意を払ってください。
設置場所
新館 106号室 (液体窒素貯蔵室)
液体窒素取り扱い上の注意
凍傷の危険
- 液体窒素は沸点が-196℃(77K)と非常に低温であり、凍傷の危険がある。素手では扱わず、皮手袋と保護メガネを必ず着用すること。
- 低温部分に連結された金属部品(トランスファーチューブ、バルブ、配管等)にも注意し、絶対に素手では触らないこと。
窒息の危険
- 密閉された室内で蒸発させると酸素濃度が低下し、最悪酸欠になる。汲み出しの際は扉と窓を全開にすること。運搬・使用の際も換気に十分注意すること。
- 貯蔵室内には酸素濃度計が設置されており、酸素濃度が規定値以下になるとアラームが鳴る。もしアラームが鳴った場合は速やかにバルブを閉じて汲み出しを中止し、屋外に避難してセンタースタッフに連絡すること。
- 大気の酸素濃度が18%未満になると酸欠状態になり、吐き気や頭痛、さらには脳障害や死を招く危険がある。
利用(汲み出し)について
講習会の受講
毎年5月頃に開催される液体窒素安全講習会に参加すること。
汲み出し後
- 液体窒素が空になった場合は、センタースタッフ(事務室・技術支援室の職員)に報告すること。
- 玄関近くにあるノートPCへ汲み出し記録を残すこと。